SD #386 Ksee Gundam

Excellent kit

アニメ化、プラモ化を前提にしてなさそうな複雑な設定画。ＢＢ基準とはいえ、立体化して発売するバンダイの技術力は凄いと思います。レジェンドシリーズの仕様なので関節等の可動部分は多いです。ただし、どうしても干渉する部分が多いので可動範囲は制限されます。肩周りと盾は特に干渉するのであまり動かせません。腰のアーマーも固定で動きません。シール多めですが、色分けも頑張っていると思います。スタンドも付属します。ただ組み上げるだけならあまり時間をかけずに完成します。ＢＢ戦士にしては前後左右にボリュームがあり、複雑なモールドがたくさんあります。カラフルな機体なので不足している色も多いです。塗装、墨入れをきちんとやろうと思えば製作時間がかなり必要になります。おまけのメッサーとギャルセゾンは単色なので塗装は大変です。ファンネルミサイルは肉抜き穴が目立ちます。かなり手のかかるキットですが、情報量が多くて見栄えがよいです。もう少し値上がりしてもいいから背中のバーニアは別パーツにしてサーベルもクリアパーツにして欲しかった。デザイン上の問題点は出てくると思いますが、商品はとても気に入っています。次はＭＧで発売して欲しいです。

BB戦士では大柄だが、フルモデルを作るのは…という人にはおすすめ。Ξ独特のフォルムや色を再現できており、可愛い姿ですがなかなかです。私はつや消しスプレー、部分塗装、スミ入れと簡単に済ましたけど3日あればできました。できたらやはり可動させてみたいと思い、デカいモデルも作ってみたいです。

長年Ξガンダムのプラモデル化を待っていましたが、BB戦士から出るとは予想外でした。おまけのメッサー&ギャルセゾンは初の立体化ですし。素組&シールでほぼ設定のカラーリングになります。私は塗装派なのでマスキングが少なくなるのは有難いです。プロポーションは昔のBB戦士と比べたら格段にカッコ良くまとまっていると思います。パーツの裏などに肉抜があるので埋めてやることと、肩のビームサーベルが細い印象なので太く作り直そうかと思います。メッサー、ギャルセゾンはおまけなので小さい上に単色ですが、Ξガンダムの左右で展開する姿を再現したいのでもう1セット欲しくなります。次回作はνガンダムですね。ペーネロペー、ナイチンゲールのキット化もお願いします。

作りやすさや見た目はとてもいい。ただ完成させて何かしらポーズを取らせようと腕に力をかけた途端、肘上や胴体に入っているポリキャップが簡単に抜けた。腕はともかく胴体のポリキャップが胴体から抜けるのはどうなのか。